中学1年生にとって、初めての中間テストはとても大きなイベントです。
「どうやって勉強すればいいんだろう」と、子どもも保護者の方も戸惑うことが多い時期です。
でも実は、頑張って勉強しているのに点数が取れない子には、共通してやってしまいがちな勉強法があります。
今回は、初めての中間テストで絶対にやってはいけない勉強法を3つお伝えします。
思い当たるものがあれば、今すぐ見直してみてください。
やってはいけない勉強法① 「見て覚えるだけ」
教科書やノートをじっと眺めて、「よし、覚えた」と思う。
これ、実はほとんど身についていません。
人間の脳は、見ただけでは記憶に定着しにくい構造になっています。
「なんとなくわかった気がする」と「実際に書けて説明できる」は、まったく別物です。
テストで問われるのは「書けるかどうか」「説明できるかどうか」です。
見て覚えるだけの勉強は、テスト本番で一気に崩れます。
ノートを閉じて、自分の手で書いてみる。問題を解いてみる。
「アウトプットする練習」を必ず勉強に組み込むようにしてください。
すぐできる改善策
覚えたと思ったら教科書を閉じて、白紙に書き出してみてください。
書けなかったところが、本当に覚えていないところです。
そこだけ繰り返せばいい。それだけで勉強の精度がぐっと上がります。
やってはいけない勉強法② 「教科書をまとめるだけ」
ノートに教科書の内容をきれいにまとめる。
一見、すごく勉強しているように見えます。
でも、まとめること自体が目的になってしまうと、それは作業であって勉強ではありません。
きれいなノートが完成したとき、達成感はあります。
でも、その内容が頭に入っているかどうかは別の話です。
まとめに時間をかけすぎて、問題を解く練習がほとんどできていない。
これが、頑張ったのに点数が取れない子の典型的なパターンです。
まとめに使う時間は全体の2割まで。残りの8割は問題を解くことに使いましょう。
すぐできる改善策
まとめノートを作るなら、「見返して使うもの」に絞ってください。
全部をきれいにまとめようとするのではなく、自分が覚えにくいところだけをピックアップする。
そしてまとめたら必ず問題を解いて、理解できているかを確認してください。
やってはいけない勉強法③ 「レベルに合わない問題集をやる」
「難しい問題集をやれば力がつく」と思って、いきなりハイレベルな問題集に取り組む子がいます。
でも、基礎が固まっていない状態で難問に挑んでも、ほとんど力はつきません。
解けない問題が続くと、自信をなくして勉強そのものが嫌になってしまうこともあります。
逆に、簡単すぎる問題集をダラダラとこなしているだけでも成長は止まります。
大切なのは「今の自分のレベルより少しだけ難しい」問題に取り組むことです。
中1の最初の中間テストであれば、教科書の基本問題が8割解けるレベルを目指すことが先決です。
すぐできる改善策
まずは学校のワークや教科書の問題を完璧にすることを目標にしてください。
それが終わってから、市販の問題集に進む。
この順番を守るだけで、テストの点数は大きく変わってきます。
正しい勉強法に変えるだけで、結果は変わる

頑張っているのに点数が取れないのは、やる気の問題ではありません。
勉強の「やり方」が合っていないだけです。
やり方を変えれば、同じ時間でも結果はぐっと変わります。
初めての中間テストは、正しい勉強法を身につける絶好のチャンスでもあります。
見て覚えるだけをやめる。
まとめに時間をかけすぎない。
自分のレベルに合った問題から始める。
この3つを意識するだけで、テストへの向き合い方が変わってきます。
勉強は量より「やり方」が9割です。
まず今日から、一つだけ変えてみてください。
