「同じ授業を受けているのに、うちの子だけ伸び悩んでいる気がする」
「塾にも通わせているのに、なぜか成果が出ない」
こうした声を、保護者の方からよく耳にします。
実はその差の多くは、学校や塾の授業内容そのものではなく、家での学習習慣、とくに「自主学習」ができているかどうかで生まれています。
小学生の学力差は「自主学習ができるかどうか」で大きく変わる
勉強時間の長さよりも、自分から机に向かい、自分の頭で考える習慤があるかどうか。
これが、学年が上がるにつれて大きな差になっていきます。
とくに高学年から中学生にかけて、この差は一気に広がります。
教室で実際によくある子どもの様子
毎日15分でも続ける子は、着実に伸びる
以前、算数の計算が苦手だった小学4年生の子がいました。
特別なことはせず、夕食前の15分だけ計算プリントに取り組む、というルールを家庭で決めてもらいました。
最初は「やらされている」という表情でしたが、2ヶ月ほど経つと、こちらが声をかける前に自分からプリントを開くようになりました。
本人に理由を聞くと、「前より早く終わるようになったから、面倒じゃなくなった」とのことでした。
テスト前だけ勉強する子は、定着しにくい
一方で、普段はほとんど机に向かわず、テスト前だけ一気に詰め込む子もいます。
その場のテストでは点数が取れても、次の単元に入るとまた同じところでつまずく、というケースを数多く見てきました。
本人に悪気はなく、「テストが終わったから、もう大丈夫」と感じてしまうためです。
成績上位の子ほど、実は家庭学習が習慤になっている
成績が安定している子に共通しているのは、特別な勉強法ではなく、毎日決まった時間に、決まった量だけ取り組むという、地味だけれど続けやすい仕組みを持っていることです。
なぜ自主学習ができる子とできない子で差が生まれるのか
学校の授業は、クラス全員が同じペースで進みます。
そのため、一人ひとりの苦手を復習したり、得意をさらに伸ばしたりする時間は、どうしても家庭でしか作れません。
また、誰かに教えてもらう勉強だけを続けていると、指示を待つ姿勢が身についてしまい、自分で「何が分からないか」を見つける力が育ちにくくなります。
自主学習は、計画を立てる、分からないところに気づく、振り返る、というプロセスを繰り返す時間です。
これは中学・高校に進んでからも必要になる、勉強そのものを支える力になっていきます。
家庭で今日からできる3つの工夫
①勉強時間より「毎日続ける」ことを目標にする
最初は10分から15分で十分です。
量より、続いているという事実のほうが大切です。
②終わったら、たくさん認める
できた・できなかったの結果ではなく、机に向かったこと自体を認めてあげてください。
③「今日は何を勉強したの?」と内容を聞く
結果ではなく取り組んだ内容を聞くことで、子どもは「見てもらえている」という安心感を持ち、次の日も続けやすくなります。
自主学習が続かない家庭に共通する理由
実際には、多くの家庭が次のようなところでつまずきます。
何をしたらいいか分からない。
丸付けをしてくれる人がいない。
一人だと、どうしても続かない。
これは保護者の方の努力不足ではなく、仕組みがないと誰でも起こることです。
教育現場で感じること
教室で子どもたちを見ていて感じるのは、才能の差よりも、続けられる仕組みがあるかどうかの差のほうがずっと大きい、ということです。
家スタ!では、教科書に合わせたプリントが毎日届き、家で無理なく取り組める量になっているため、一人で抱え込まずに自主学習の習慤を作りやすくなっています。
添削や質問対応もあるため、「一人だと続かない」という壁も超えやすくなります。
まとめ
小学生の勉強の差は、才能ではなく、毎日の積み重ねから生まれます。
毎日10分でも、自分で机に向かう習慤こそが、小学生の学力を大きく左右します。
自主学習の習慤は、中学・高校、そして社会に出てからも役立つ財産になります。
家庭で無理なく続けられる仕組みを作ることが、将来の大きな学力差につながっていきます。
