「中1の内容を2回繰り返したんですが、ところどころわかっていないところがあって…次に進んでしまっていいのかどうか迷っています。」
先日、家スタ!で小学生英語を受講中の保護者の方からこんなご相談をいただきました。
お気持ちはよくわかります。
「完璧に理解してから次へ」と思うのは、親として自然な感覚です。
でも、結論からお伝えすると、「わからないところが残っていても、次に進んで大丈夫です。」
今回はその理由と、家スタ!が小学生のうちから中1文法をしっかり学ぶスタイルにしている背景をあわせてお話しします。
なぜ小学生のうちから中1の英語文法を学ぶのか
家スタ!の小学生英語では、中学1年生で習う英語の文法を、小学生のうちからしっかり学ぶスタイルをとっています。
なぜかというと、英語は「慣れる」までに時間がかかる科目だからです。
中学に入ってから初めて文法を学ぼうとすると、授業のスピードについていくのが精一杯になってしまうことがあります。
一方、小学生のうちに一度触れておくと、中学で習ったときに「あ、これ知ってる」という感覚が生まれます。
この「見たことがある」という感覚が、理解をぐっと深めてくれます。
小学生のうちに学ぶ目的は、「完璧に覚えること」ではなく、「英語という言語に早くから親しむこと」です。
そのベースがあるかどうかで、中学以降の英語力は大きく変わってきます。
2回やってもわからない箇所がある——それは普通のことです
「2回繰り返したのに、まだ理解できていない部分がある」というご不安、実はとても自然なことです。
英語の文法は、一度や二度説明を聞いただけで完全に身につくものではありません。
特に小学生の段階では、頭では理解しているようでも、使いこなすまでには時間がかかります。
これは能力の問題ではなく、学習のステップとして当然の過程です。
むしろ2回取り組んだことで、最初よりも確実に「なんとなくわかる」感覚は育っています。
その積み重ねを信じてあげてください。
忘れてもいい。次に進むべき3つの理由
「完全に理解してから次へ」を繰り返していると、いつまでも前に進めなくなってしまいます。
英語学習において、次に進むことにはちゃんと意味があります。
理由の一つ目は、「先に進むことで、前の内容が自然とわかるようになる」からです。
新しい文法を学ぶことで、前に習った内容と結びついて「そういうことか!」と理解が深まることがよくあります。
理由の二つ目は、「同じところを繰り返しすぎると、モチベーションが落ちてしまう」からです。
特に小学生は、新しいことを学ぶ楽しさがやる気の源になります。
同じ内容を何度も繰り返すと、飽きや停滞感につながることがあります。
理由の三つ目は、「英語は何度も出会いながら身についていく科目」だからです。
今はあいまいでも、中学で同じ内容を習ったとき、以前学んだ記憶が呼び起こされます。
一度忘れて、また出会って、また覚える——この繰り返しが、本当の英語力をつくっていきます。
保護者の方へ——「先に進める」ことを一緒に喜んでほしい
今回ご相談いただいた保護者の方には、「次に進みましょう」とお伝えしました。
「まだ不安なのに進んでいいの?」と思われたかもしれません。
でも、2回取り組んだこと自体、とても立派なことです。
次の単元に進むことは、「逃げ」でも「妥協」でもありません。
お子様が新しいことに挑戦できるだけの土台ができた、という証です。
「次に進めたね」と、ぜひ一緒に喜んであげてください。
その小さな前進の積み重ねが、中学・高校へつながる英語力の土台になっていきます。
完璧にできなくていい。前に進み続けることが、英語学習の一番のコツです。
