家スタ生のこと

勉強が苦手な子を塾に入れなかった理由

昨年末、塾の近くに住む中学生から入塾の申し込みがありました。

普通なら

「いいっすよー」

とさっさと入塾の手続きに進むところなんですが、よくよく話を聞いてみると勉強が出来ない。

お母さんの方から

「もしかしたら、小学生の算数からやり直さないといけないレベルかも…」

と不安そうに申し出がありました。

今までの経験上、なかなか通塾では効果が出ないんですよね。

なぜなら、

塾に来たところで、週に2回の勉強程度です。

まさに焼け石に水とはこのこと。

しかもそれまで家で勉強する習慣がなかった子が塾に通うようになったからと言って家で勉強するようになるとは思えないし。

 

そこで、こちらからお願いして、【家スタ!】の受講に変えてもらいました。

きっとお母さん、不安だったと思います。

だって、そんな勉強法知らないはずですし。

傍から見たら、

「あなたの息子はこの塾では見られません」

と思われても仕方ないことですし。

 

でも、勘違いしてほしくないのは、見捨てないための手段であるということ。

一番彼にとっていい方法だということを一生懸命説明させてもらいました。

 

中1の一番最初からもう一度やり直し。

英語は「am とareの使い分け」

数学は「正の数 負の数」

からスタート。

今日でようやく3週間、とにかく毎日続いています。

多分1日1時間くらいかな。

勉強の量としては大したことはないんだけど、この毎日っていうのが大事なんですね、英語も数学も。

まあ今まで続いてきたので、もう多分大丈夫。

 

まあ、来月は学年末とかあるのでとりあえず3月末までには1年分を終わらせる予定です。

頑張りましょう。

 

-家スタ生のこと