保護者の方と学習の話をしていると、「家庭で計算練習をやらせたいけれど、なかなか続かなくて」という声をよく聞きます。
計算は算数の土台になる大切な力だとわかっていても、毎日となると負担に感じてしまうのはごく自然なことです。
声をかけると後回しになる。
忙しい日が続くと自然とやらなくなる。
気づいたらしばらく何もしていない。
こうした状況は、決してそのご家庭だけの問題ではありません。
実は、計算練習が続かない原因の多くは、子どものやる気や理解力ではなく、家庭での取り組み方にあります。
計算練習を「しっかり時間を取ってやる勉強」にしてしまうと、どうしても気合いが必要になり、続けるハードルが高くなってしまいます。
家庭で計算練習を習慣にするために大切なのは、頑張らせることではなく、できるだけ負担を小さくすることです。
家庭で計算練習を習慣にするための考え方
まず意識していただきたいのは、計算練習は量よりも頻度が大切だという点です。
1日20分まとめてやるよりも、1日3分でも毎日触れるほうが、計算力は確実に安定していきます。
プリント1枚
計算問題10問程度
これくらいの量で十分です。
「これなら毎日できそう」と子どもが感じる量に設定することで、計算練習は特別な勉強ではなく、生活の一部になっていきます。
また、計算練習を完璧にやらせようとしないことも大切です。
間違いがあっても問題ありません。
全部できなくても大丈夫です。
毎日少しでも触れること自体に、大きな意味があります。
今日からできる計算練習のシンプルな工夫

計算練習を続けるためには、時間で縛らないことをおすすめします。
「毎日何時から」と決めてしまうと、予定がずれた瞬間に崩れてしまい、そのままやらなくなってしまうことが多いからです。
- 学校から帰ってきたらすぐ
- 夕ごはんの前
- お風呂に入る前
こうした生活の流れとセットにすることで、「やるかどうか」を考える時間が減り、自然と机に向かいやすくなります。
丸つけについても、完璧を求める必要はありません。
理想はその日のうち。
難しければ、できるだけ間を空けないこと。
間違い直しも、1問か2問で十分です。
すべて直させようとすると、計算練習そのものが重たくなり、続かなくなってしまいます。
軽く
短く
毎日
このくらいの感覚が、家庭学習にはちょうど良いのです。
家庭学習を続けるために大切なこと
計算練習では、結果よりも「続いていること」に目を向けてあげてください。
速さや正確さを細かく評価しなくても構いません。
「今日もできたね。」
「ちゃんと続いているね。」
この一言が、次の日の行動につながります。
計算が苦手な子ほど、まとめてやらせるよりも、短時間でも毎日触れることが効果的です。
計算力は一気に伸びるものではありません。
少しずつ、確実に積み上がっていく力です。
もし、
どのレベルの問題をやらせればいいのかわからない。
家庭だけでは管理が難しい。
そう感じられる場合は、外部のサポートを上手に取り入れるのも一つの方法です。
【家スタ!】では、家庭での学習習慣を大切にしながら、お子さんの理解度に合わせた計算練習を無理なく続けられる仕組みを整えています。
家庭で続けることを前提にしているからこそ、日々の積み重ねが力につながっていきます。
計算は才能ではありません。
習慣です。
今日の小さな一歩が、これから先の大きな自信につながっていきます。
