中学校での成績不振、実は原因は小学校内容にあるかもしれません
中学校に入ってから、急に成績が下がってしまった。
頑張っているのに、思うように点数が伸びない。
そんな相談を受けたとき、よくよく振り返ってみると、原因が小学校内容の理解不足にあるケースは少なくありません。
中学校の勉強は、小学校で学んだ内容の上に積み上がっていきます。
つまり、土台がしっかりしていなければ、その上にどれだけ積んでも崩れやすくなってしまうのです。
今回は、小学校内容の理解不足が中学校でどんな影響を及ぼすのか、そして今この時期にできることについてお伝えします。
小学校内容の理解不足が、なぜ中学校で表面化するのか
小学校の間は、テストの問題も比較的シンプルで、何となく解けてしまうことがあります。
多少の理解不足があっても、点数としては大きく表れにくいのです。
しかし中学校に入ると、内容が一気に複雑になり、複数の単元の知識を組み合わせて解く問題が増えます。
このとき、小学校内容の理解が曖昧なままだと、新しい単元を理解しようとしても、土台がないために積み上がっていきません。
結果として、中学1年生の最初の数か月で、急に勉強についていけなくなる子が多く見られます。
特に影響が大きい小学校内容とは
算数の計算と割合の理解
分数や小数の計算、割合の考え方は、中学の数学全体の基礎になります。
ここが曖昧だと、方程式や関数の単元に進んだときに、計算そのものでつまずいてしまいます。
「式は立てられるのに、計算で間違える」という状態は、多くの場合ここに原因があります。
国語の読解力
文章を正確に読み取る力は、国語だけでなく、すべての教科の問題を理解する上で欠かせません。
問題文の意味を取り違えてしまうと、どの教科でも本来の力を発揮できなくなります。
「分かっているはずなのに点が取れない」という子の多くは、実はここに理由があります。
漢字や基礎用語の定着
小学校で習う漢字や基本的な言葉の意味があやふやだと、中学校の教科書を読むだけでも負担が大きくなります。
内容を理解する前に、言葉そのものでつまずいてしまうのです。
こうした基礎の積み重ねが、後の学習スピードに大きく影響していきます。
特に小学6年生の保護者の方に知っておいていただきたいこと
小学6年生は、中学校生活が始まる直前の、最後のまとまった準備期間です。
この夏休みを境に、残された小学校生活はあとわずかしかありません。
中学校に入ってからは、新しい環境や部活動、新しい友人関係など、覚えることや慣れることが一気に増えていきます。
そうなってから小学校内容の振り返りをしようとしても、時間も気持ちもなかなか追いつかないのが実情です。
つまり、小学校内容をじっくり立て直せる最後のチャンスは、まさにこの夏休みなのです。
今の段階で苦手や抜けを見つけて埋めておくことができれば、中学校入学後のスタートが大きく変わります。
夏休みにできる、小学校内容の見直し方
まずは、これまでのテストやノートを振り返り、繰り返し間違えている単元を確認してみてください。
苦手な単元が分かったら、その単元だけを集中的に復習する時間を作りましょう。
すべてを一からやり直す必要はありません。
抜けている部分だけを丁寧に埋めていくことが、一番効率的な方法です。
1日30分でも構いません。
夏休みという時間のあるこの時期に、少しずつ積み重ねていくことが大切です。
まとめ
小学校内容の理解不足は、中学校に入ってから表面化し、その後の学習全体に影響を及ぼします。
特に小学6年生にとって、この夏休みは小学校内容を立て直せる最後のまとまった時間です。
中学校生活が始まってから慌てるのではなく、今のうちに土台を整えておくことが、安心して中学校生活をスタートする近道になります。
【家スタ!】では、お子さま一人ひとりの苦手分野を見える形にしながら、小学校内容の振り返りから中学準備までをサポートしています。
この夏休みのうちに、ぜひサービス内容をご覧になってみてください。
