授業の準備中、受講生Aさんのお母さんが突然教室にやってきた。
「最近の勉強の様子はどうですか?勉強の様子を見ようとすると嫌がるのでどんな具合かわからなくて…」
とのこと。
実はAさん以前は通塾生でした。
算数が苦手で1年以上通っていたがなかなかできるようにならない。
週に2回、45分の授業では限界がどうしてもあったりします。
そして1月。
「もう塾に行きたくないって言い出したんです。どうしたらいいですか」
とお母さんから相談を受けました。
「家スタ!にしませんか?」
ちょうどAさんの家のネットワーク環境が整うという話を耳にしていたので提案しました。
家スタ!なら、毎日少しずつプリントを送ってあげることができますし。
早速通塾をやめて家スタ!に切り替えての勉強が始まりました。
最初はなかなか思うように行かず、プリントのやり取りが何度も続きました。
倍数、公倍数、通分、約分と何度も何度も練習した結果、少しずつできるようになってきたようです。
そしてある日、プリントに書かれていたのは
とのこと、こっちも嬉しくなりました。
お母さんには最近の状況を詳しく説明したところ、
「最近、勉強が楽しくなってきたって言ってたんです。あの時、やめなくてよかった」
と、安心したように言ってくれました。
彼女にとって見れば家スタ!の勉強方法があっていたんだと思います。
とはいえ、まだまだ始まったばかり。
コツコツ頑張っていきましょう。