「もう5月か…夏までにどう動けばいいんだろう」
中3生の保護者の方から、そんな声をよく聞きます。
まだ間に合います。今から動けば、夏を制することができます。
高校受験のカギは「夏の使い方」にある
受験生にとって夏休みは、勉強時間が一気に増える特別な期間です。
ここで差がつくのは間違いありません。
でも、夏休みに入った瞬間から全力でスタートできる子は多くありません。
夏を活かせるかどうかは、夏休み前の5〜7月の過ごし方で決まります。
夏休みに入る前にやっておくこと
① 自分の弱点教科を把握する
まず、今の自分の状態を正直に見てください。
5教科のうち、どこが不安ですか。
テストの点数や、問題を解いたときの感覚を振り返って、「夏に集中して取り組む教科」を1〜2つ絞っておくと、夏休みの計画が立てやすくなります。
② 中1・中2の範囲をざっと確認する
高校受験は、中1から中3までの全範囲が出題されます。
夏休みに入ってから「中1の内容、全然覚えていない」と気づいても、時間が足りなくなります。
今のうちに教科書や問題集をざっと見直して、特に怪しい単元をメモしておきましょう。
③ 勉強の習慣を整える
夏休みは学校がないため、生活リズムが乱れやすくなります。
今から毎日決まった時間に勉強する習慣をつけておくと、夏休みに入ってもスムーズに動けます。
5月・6月の段階で「毎日30分でも机に向かう」という習慣があるかどうかが、夏の集中力に大きく影響します。
夏休み中にやること

復習を徹底する
夏休みは「新しいことを詰め込む時期」ではありません。
中1・中2の復習を丁寧にやり直す時間です。
特に英語・数学は積み上げ式の教科なので、基礎に戻ってやり直す勇気が大切です。
過去問に初めて触れる
夏休みの終わりごろに、一度過去問を解いてみることをおすすめします。
本番の問題形式や時間配分を体感しておくだけで、秋以降の勉強の方向性がはっきりします。
点数を気にするより、「どの分野が出るか・自分はどこが弱いか」を確認することが目的です。
夏休みが終わったら
9月からは、学校の授業と受験対策が同時に進む忙しい時期に入ります。
夏に積み上げた復習の土台を活かしながら、志望校の傾向に合わせた対策に切り替えていきましょう。
模擬試験も本格化する時期です。
結果に一喜一憂せず、「何が足りないか」を確認する材料として使ってください。
今の一歩が、秋の余裕をつくる
受験は長いマラソンです。
5月の今、焦りを感じているなら、それはまだ間に合うサインです。
今日から少しだけ動き始める。それだけで、夏の入り方がまったく変わってきます。
