ここ数日、グッと涼しくなってきましたね。日中はまだ暑い日もありますが、朝晩はもうすっかり秋の気配です。体調を崩しやすい時期ですので、どうぞご自愛ください。
さて、先日、小学2年生のお子さんを持つ保護者の方から、こんなご相談をいただきました。
「先生、うちの子、学校の授業で、繰り下がりの筆算がわからないって言ってきたんです。どうしたらいいでしょうか…」
小学2年生で習う繰り下がりの筆算。これ、つまずくお子さんが本当に多いんです。
足し算の繰り上がりはすんなりできるのに、引き算の繰り下がりになった途端、あれ?ってなってしまう。
計算はできるけど、筆算の形にするとごちゃごちゃになってしまう。そんな声もよく聞きます。
お子さんが「わからない」と言い出したとき、保護者の方はどう対応したらいいか、困ってしまいますよね。
すぐに対応できるかどうか
この「わからない」をそのままにしてしまうと、どうなるでしょうか。
学校の授業はどんどん進んでいきます。
繰り下がりの筆算の単元が終われば、次は新しい単元に進みます。
わからないまま次の単元に進んでしまうと、どうなるか。
おそらく、次の単元でもつまずく可能性が高いです。
なぜなら、算数は積み重ねの教科だからです。
算数・数学は、一つひとつの単元が独立しているのではなく、階段を上るように、前の単元で習ったことを土台にして次の単元を学んでいきます。
ですから、階段の途中でつまずいてしまうと、そこから先に進むことが難しくなってしまうんです。
だからこそ、「わからない」が明確になった段階で、すぐに対応することが非常に重要になってきます。
できない理由を突き止める
「繰り下がりの筆算がわからない」と言われても、その理由は様々です。
- そもそも「10の位から1を借りてくる」という概念が理解できていない
- 計算はできるけど、筆算の書き方がごちゃごちゃになってしまう
- 単純に計算ミスが多い
- 繰り下がりの筆算の前に習った「10のまとまり」の計算が苦手
などなど、お子さんによってつまずきの原因は異なります。
原因がわからなければ、適切な対策を立てることはできません。
そこで私は、そのお子さんのために、繰り下がりの筆算の練習プリントをすぐに作成しました。
まずは、10の位から1を借りてくる基本的な問題からスタートです。
問題を解いてもらい、丸付けをして、間違えたところを見ていきます。
すると、そのお子さんは、繰り下がりはできるけど、筆算の形で書くときに、借りたあとの数字の処理ができていないことがわかりました。
原因がわかれば、あとはピンポイントで対策するだけです。
できないところがわかれば、あとはひたすら練習あるのみ
原因がわかったところで、さらにお子さんのために、より多くの練習問題を用意しました。
一度に大量のプリントを渡すと、「こんなにたくさん…」とやる気をなくしてしまうので、まずは1枚、次に2枚と、少しずつ枚数を増やしていきます。
そして、お子さんが問題を解くたびに、すぐに丸付けをし、やり直しをしていく。
このように、何度も何度も練習を繰り返しました。
しばらく練習を続けていけば、きっとできるようになるでしょう。
【家スタ!】なら、できないところがわかった段階ですぐに対応できます
今回のお子さんのケースは、まさに「わからない」が明確になった段階で、すぐに対応できたからこそ、短期間で克服できた好例だと言えます。
もし、これが学校の授業だけで終わっていたら、お子さんは「わからない」を抱えたまま、次の単元に進まなければなりませんでした。
ご家庭での学習も、「どこから手をつけていいか分からない」と、保護者の方も困ってしまったかもしれません。
【家スタ!】では、お子さんの「わからない」に、いつでも、すぐに、個別に対応することができます。
- 学校の授業でわからなかったところ
- 宿題でつまずいた問題
- 苦手な単元
どんなことでも構いません。
お子さんの「わからない」を、わかるまで、できるまで、徹底的にサポートします。
個別指導の強みは、お子さん一人ひとりの学習状況に合わせて、柔軟に対応できることです。
たとえば、今回のお子さんのように、繰り下がりの筆算が苦手な子がいれば、その子のためにオリジナルのプリントを作成し、徹底的に練習してもらいます。
逆に、他の単元でつまずいている子がいれば、その単元に焦点を当てて、じっくりと学習を進めていきます。
これは、集団授業ではなかなかできないことです。
ほんの少しの勇気が、お子さんの未来を変える
お子さんが「わからない」と口にしたとき、それはお子さんが「もっと知りたい」「できるようになりたい」と思っている証拠です。
その小さな声に耳を傾け、ほんの少しの勇気を持って一歩踏み出すことで、お子さんの学習意欲は大きく高まります。
【家スタ!】は、そんなお子さんの「学びたい」という気持ちを全力で応援します。
「うちの子も、もしかして繰り下がりの筆算が苦手かも…」
「最近、学校の勉強についていけてないみたい…」
そう感じたら、ぜひ一度ご相談ください。
お子さんの「わからない」を「わかった!」に変えるお手伝いをさせていただきます。
まずは、お気軽にお問い合わせください。