自信を育てる!家庭でできる小学生の苦手克服5ステップ

秋も深まり、運動会などの学校行事が一段落すると、いよいよ本格的な2学期の学習に集中する時期ですね。

苦手な単元が積み重なって「うちの子、あの科目が嫌いみたい…」と、お子さんの学習への苦手意識に悩んでいませんか?

「どうすれば克服できるの?」と考えるお母さんの気持ち、とてもよくわかります。

家庭での少しの工夫で、お子さんのやる気は大きく変わります!

今回は、小学生のお子さんが苦手科目を克服するための具体的な5つのステップを解説します。


🌻苦手克服!家庭でできる5つのステップ

😢子どもがやる気をなくす前に!苦手科目の根本原因を整理しよう

お子さんが「この科目が苦手」「やりたくない」と言うとき、その原因は「勉強が嫌い」なのではなく、「どこでつまずいたかが分からない」という状態にあることが多かったりします。

特に小学生は、前の学年や単元の内容が理解できていないと、次の学習に進めなくなってしまう「積み重ね型」の科目でその傾向が見られます。

算数であれば、「分数の計算ができない」と思っても、実はその前の「約分・通分」や「掛け算九九」の段階で理解が曖昧になっている、といったケースが多々あります。

また、国語であれば、文章読解が苦手な背景に「語彙力の不足」や「読書習慣のなさ」が隠れていることも。

保護者の皆さんにとって大切なのは、頭ごなしに「なんでできないの!」と叱るのではなく、「どこで、何が分からなくなったんだろう?」と、お子さんと一緒に原因を突き止めるという姿勢です。

苦手意識をそのままにしておくと、中学に上がったときにさらに大きな壁となって立ちはだかります。

早い段階で「つまずきポイント」を見つけ、優しくサポートしてあげることが、お子さんの自信と学力を守ることにつながります。


✨自信につながる!家庭で実践したい具体的な克服アドバイス5選

苦手科目の克服は、一足飛びにはいきません。大切なのは、小さな成功体験を積み重ね、自信を取り戻すことです。お母さんが家でできる、具体的な5つのステップをご紹介します。

ステップ1:得意なことから始める「モチベーション貯金」

苦手なことばかりやろうとすると、お子さんのやる気はすぐにしぼんでしまいます。

まずは、お子さんが「これならできる!」と感じられる得意な科目や単元から家庭学習をスタートさせましょう。

内容も簡単なもので大丈夫。

「勉強ができた」という達成感と自信を最初に得ることが、苦手なことへ挑戦するエネルギーになります。

ココがポイント

苦手な算数に取り組む前に、まずは得意な漢字練習を10分だけ行う。終わったら「バッチリだね!さすが!」と大いに褒めてから、「じゃあ次は、1問だけ算数の問題に挑戦してみようか」と声かけをしてみましょう。

ステップ2:つまずいた学年に「さかのぼり学習」を徹底

現在の教科書や問題集で分からない問題がある場合、それは今の学年の内容が問題なのではなく、前の学年の内容に穴があるサインかもしれません。

苦手克服の鍵は、分からなくなった「最初のポイント」まで戻って復習することにあります。

ココがポイント

以前使った教科書、ドリル、テストのプリントなどを引っ張り出し、お子さんがよく間違えている単元をチェックします。例えば、小学4年生で分数の計算につまずいているなら、小学3年生の割り算の単元に戻って、基本の復習からやり直すのが効果的です。基礎の基礎からやり直すことで、「ああ、そうだった!」と腑に落ち、自信につながります。

ステップ3:「スモールステップ学習」と「短い時間設定」でハードルを下げる

苦手科目は、長時間取り組もうとすると苦痛に感じてしまいます。まずは「5分だけ」「ドリル1ページだけ」というように、極端に小さな目標を設定し、毎日継続することを最優先にしましょう。

ココがポイント

苦手な算数のドリルを出すとき、「このドリル全部やりなさい」ではなく、「ストップウォッチで10分計るから、解けるところまで解いてみよう」と声をかけます。10分集中できたら、たとえ1問しか解けていなくても「10分頑張ったね!すごい集中力!」と過程を褒めるようにしましょう。短い時間で成功体験を重ねることで、苦手科目への抵抗感を減らします。

ステップ4:親は「教える人」ではなく「伴走者」に徹する

お子さんが問題につまずいたとき、すぐに答えや解き方を教えたくなるのが親心。

しかし、それではお子さん自身で考える力を奪ってしまいます。

保護者の方は、「自分で解決する力」を育む「伴走者」に徹しましょう。

ココがポイント

「この問題、どう解くの?」と聞かれても、すぐに教えず、「教科書のどこを見たらヒントがあるかな?」「前に似た問題を解いたノートを見てごらん」と、ヒントを与え、自力で解決する道筋を示す声かけを意識しましょう。「勉強しなさい」ではなく「一緒に見てみようか」と隣でそっと見守る姿勢が、お子さんの安心感につながります。

ステップ5:日々の生活で「知識の芽」を育む

苦手科目の知識は、机に向かっている時だけ身につくわけではありません。

日常生活の中で、その科目に興味を持つきっかけを作ってみてあげてください。

ココがポイント

社会科の地理が苦手なお子さんには、食卓で「この野菜はどこの県で多く採れるんだろうね?」と日本地図を広げて一緒に調べてみる。理科が苦手なら、一緒に科学館に行ったり、身の回りにある現象について「なんでだろうね?」と問いかけてみる。ゲーム感覚や好奇心を刺激する仕掛けは、学びを楽しいものに変える特効薬です。

 

🎯まとめ:今日からできる!苦手克服のファーストステップ

小学生のお子さんが苦手科目を克服し、学習への自信を取り戻すには、「つまずきポイントの明確化」「小さな成功体験の積み重ね」が欠かせません。

「うちの子は大丈夫だから」

と今はそうだったとしても、今後お子さんが勉強するんに従って、できていないところがでてくるかもしれません。

そして高学年になればなるほど、ほごしゃのいうことをすなおにきく

今日から一つでも実践して、お子さんの学習に対する笑顔を増やしていきましょう!


お子さんの学習のつまずきは、親御さんにとっても大きな悩みかと思います。

しかし、つまずきを正確に見つけ出し、そこから効率よく復習できれば、苦手は必ず克服できます。

「うちの子の本当に分からないところってどこなんだろう?」「どの単元からやり直すべき?」

そんな風にお悩みでしたら、私たち家スタ!へご相談ください。

家庭学習の効率を上げたい、お子さんに自信を取り戻してほしいと願う全ての保護者の方に、役立てられるアドバイスをさせていただきます。

ご相談は無料です。ぜひ、ご活用ください。

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