先日、小学4年生の保護者の方からご連絡をいただきました。
学校のテストが返ってきたのですが、思ったよりできていなかったとのことでした。
まず、LINEでテストの答案を送っていただきました。
実際に答案を見ると、理解していないというよりも、ある単元のポイントが抜けてしまっている状態でした。
小学生の場合、この「少しの抜け」がそのまま次の単元のつまずきにつながっていきます。
そこで、同じ内容の類題をこちらでプリントにして作成し、すぐに取り組んでもらいました。
新しいことを教えるのではなく、まずは「分かる形」に戻すことを優先します。
解き方を確認しながら進めると、途中から手が止まらなくなり、自分で解ける問題が増えていきました。
テストは結果を見るものと思われがちですが、本当に大切なのは返ってきた後の動きです。
時間がたつほど、子ども自身もどこで間違えたのか分からなくなります。
そして、分からないまま次の学習に進むことで、苦手意識が大きくなっていきます。
できなくなったときは、できるだけ早く対応することがとても重要です。
早い段階で確認し、理解を戻してあげると、子どもは「自分はできない」と思わずにすみます。
逆に放っておくと、小さなつまずきがそのまま苦手科目へと変わってしまいます。
今回も、類題に取り組んだあとには解ける問題が増え、本人の表情も変わってきました。
点数そのものよりも、「分かる状態に戻す」ことが学習にとって大切だと改めて感じます。
テストは終わりではなく、次の学びのスタートです。
返却されたときこそ、学力を伸ばす一番のタイミングなのだと思います。
