やり直しは遅くない!中学1年生の内容から取り戻す学習習慣

「こんばんは。夏休み中は勉強から一旦離れて過ごしていたのもあり、娘も穏やかに生活ができるようになっておりました…」
先日、ある中学2年生の保護者の方から、このようなメールをいただきました。夏休みは学校の授業や課題から解放される時期でもありますが、勉強との距離の取り方に悩まれるご家庭も少なくありません。

お子さまは夏休みをゆったり過ごしたことで、気持ちが落ち着いたご様子。ただ一方で、宿題にも手をつけられず、まだ「テストを受ける」という気持ちにはなれないようです。それでも「2学期から勉強を始めてみようかな」とお子さまが言葉にしてくれたことは、大きな前進だと思います。保護者の方が安心されたお気持ちも、よく伝わってきました。

ここで大切なのは、「中学2年生だから2年生の内容をすぐにやらなければ」と焦らないことです。むしろ一度立ち止まって、中学1年生の初歩からゆっくりやり直すことが、これからの学びに良いスタートを切るきっかけになります。

勉強を再開する際に意識したいのは「リズムを取り戻すこと」。最初から長時間の学習や難しい問題に挑戦してしまうと、すぐに疲れてしまったり、「やっぱりできない」という気持ちが強くなってしまいます。そこでおすすめなのが、まずは簡単な教材を使って小さな達成感を積み重ねていくことです。

例えば中1の計算や漢字の基礎ドリルなど、短時間でも終えられるものから始めると「できた!」という実感が得られます。その達成感が次のやる気を生み、徐々に勉強のペースが戻っていきます。保護者の方も一緒に「ここまでできたね」と声をかけてあげることで、さらに自信につながるでしょう。

新学期は環境が変わりやすく、心が不安定になりがちな時期です。無理にテストや成績の話をするのではなく、「今できることを一歩ずつ」というスタンスが、お子さまの安心感につながります。そして何より大切なのは、勉強を「やらされること」ではなく、「やってみようかな」と自分から思えるきっかけを持ち続けることです。

私たち【家スタ!】では、そんな「小さな一歩」を応援しています。学校の進度に合わせるだけでなく、希望に応じて中学1年生の基礎からやり直すことも可能です。映像授業やプリント学習を通じて、自分のペースで少しずつ積み重ねられるからこそ、学習のリズムを無理なく取り戻せます。

新しい学期を迎える今こそ、再スタートにぴったりの時期です。「まずは簡単なところから」という気持ちを大切に、一緒に歩み始めてみませんか?

-お知らせ, 家スタ!のこと